建物外周の設計 (豪雨・豪雪対策)

7月16~17日(土、日)に行われた住宅の完成見学会に、大勢の方にご来場頂きありがとうございました。大成功でした。
 
ようやく信州も梅雨が明けました。夏本番です!と言っても今年は、松本周辺は空梅雨でした。降っても夜にまとまって降ったのでとても過ごし易かったです。しかし、回数は少ないですが、日中にも降りました。突然集中豪雨が降り、既存の水路では容量オーバーで溢れている光景を目にする回数が増えています。
 
さて、温泉街の住宅ですが、母屋と薬局の間に雨水枡を二つ設置しました。上記のことを懸念したこともありますが、中山間地域ですので、積雪も考慮しました。
 

 
屋根の谷になってここに雪が落ちてくることを想定して、散水栓も設置しました。サイディングの腰も、木のように傷みません。これなら豪雨も豪雪にも安心です。
 
次は玄関側です。こちらには犬走りを打ちました。
 

 

 
一部建物が引っ込んで、軒が出ているので広いスペースとなりました。椅子を置いたり、干し物を置いたり多目的に利用できる空間となりました。
 
新居でより楽しい生活をするため、建物だけではなく、建物の廻りもしっかり考えて空間を設計する必要があります。各々の土地の気候風土に調和した設計をおまかせください!
 
設計事例 古材再利用の新築住宅S様邸