お盆が過ぎて、赤とんぼが飛び交うようになりました。例年に比べて涼しい信州です。
今回は植栽計画の紹介です。温泉街の住宅と道路の間に植栽を配置しました。
日本には庭屋一如(ていおくいちにょ)という言葉があります。意味は、建物と庭園が調和して一つの空間を形成しているさま、という意味です。これは庭園と言えるほどのものではありせんが、わずかなスペースに配置した数本の樹木のおかげで、背後の山の緑と相まって、住宅は違和感なく風景に溶け込みました。
少しの植栽でもポイントを決めて配置すると、住宅にさらなる落着きと景観との調和を与えてくれます。
今回で古材を再利用した新築住宅S様邸の紹介を一段落とします。下の設計事例で完成後の写真をご覧いただけます。今後、補足説明の紹介があるかと思いますが、そちらもご覧くださいね。
設計事例 古材再利用の新築住宅S様邸