温泉街の上棟式

もう2月も終わりですね。日中の気温差が大きい日が続きます。こういう時期は、冷えた身体を温めてくれる温泉が最高ですね。みなさん是非長野の温泉に入りに来てください。さて、温泉街のS様邸の上棟式について紹介します。
 
上棟式は各地方でそれぞれの方法、特色があります。今回はこの地方で一般的なやり方に倣いました。字のごとく棟を上げて、お餅を撒くというお祝いです。
 
今回の特別なことは、S様邸新築工事が古材を再利用していることです。そこで工務店さんの計らいにより、再利用する大黒柱をお施主さんも一緒に建てました。
 

 
紅白の布で養生されたケヤキの大黒柱。
 

 
以前の民家を100年以上支えていた大黒柱を、土台の間に組み込みました。安全に配慮した上でお施主さん自らが建てることで、新しい家により愛着を持ってくれると思います。
 

 
前日に雪が降り、朝早くから雪かきをし、寒い中での作業となりました。
 

 
右に見える紅白の布が大黒柱です。この後に、ご近所の方にも参加して頂き、お餅を撒きました。降雪のため、危険な作業が更に困難になる中、大工さんたちの安全確認の掛け声が常に聞こえました。そのおかげで、無事に上棟式を終えることが出来ました。